お疲れ様です。18banです。
転職と言えばお金に困りますよね。
就職活動を頑張って早く再就職が決まると再就職手当が貰えるって知ってましたか?
この再就職手当の金額は数十万円になることもあって意外と大きな金額になります!
最後まで読んで頂ければ再就職手当ゲットに向けての手助けになりますので転職エージェントさんやハローワークさんの支援を受けて早く再就職先が決まる様に転職活動をがんばりましょう!
ポイント
- 再就職手当を受けるための具体的な条件と必要な手続き
- 職業紹介事業者を通じての就職が再就職手当の受給に必須であること
- 転職サイトと職業紹介事業者の違い及びそれぞれの利点
- 再就職手当の具体的な受給額の計算方法と影響を受ける要因
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再就職手当とは
雇用保険の失業等給付の就職促進給付の中で就業促進手当というものがあります。
就業促進手当の中の一つが再就職手当になります。
それでは受給条件を確認していきましょう。
再就職手当をもらう条件(支給要件)とは?
再就職手当を受給するための条件(支給要件)は8つあります。
これはハローワークで説明される内容なので知っている人も多いかもしれません。
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就職日の前日までの失業の認定を受けた後の基本手当の支給残日数が、所定給付日数の1/3以上であること
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1年を超えて勤務することが確実であると認められること
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待機満了日後の就職であること
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離職理由による給付制限を受けた場合は、待機満了日後1か月間については、ハローワーク等または許可・届け出のある職業紹介事業者の紹介により就職したもの
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離職前の事業主に再び雇用されたものでないこと
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就職日前3年以内の就職について再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けていないこと
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受給資格決定前から採用が内定していた事業主に雇用されてものでないこと
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原則雇用保険の被保険者要件を満たす条件での雇用であること
ハローワークの案内から抜粋してますので詳しくはハローワークの案内をご覧ください
再就職手当の受給額ってどれくらいもらえるの?
これが意外とまとまった金額がもらえるので大きいんですよ。
具体的に再就職手当の受給額を計算してみましょう!
<例1>
一回も失業保険をもらわなかった人は
支給残日数が2/3以上残っている人は所定給付日数の支給残日数×70%なので
基本手当4250 × 所定残日数90日 × 60歳未満 × 70% = 267,750円
自分で計算して見たい方はこちらのサイトがおすすめです。
基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の2以上の方は、所定給付日数の支給残日数×70%(注意1)×基本手当日額((注意3)一定の上限あり)。 基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上の方は、所定給付日数の支給残日数×60%(注意2)×基本手当日額((注意3)一定の上限あり)。出典:厚生労働省
うつ病などの精神障害者登録をすると失業手当が手厚くなる
通常は自己都合の退職の方は被保険者であった期間によって下記の通りになります。
10年未満 | 90日 |
10年以上20年未満 | 120日 |
20年以上 | 150日 |
うつ病などの精神障害に該当する方はかなり手厚い手当が受けられます。
-
被保険者期間が1年未満だった場合は150日
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1年以上で45歳未満の方は300日
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同じく1年以上で45歳以上の方は360日
頑張って心療内科に通いながら仕事をしてたけどやっぱりダメだった・・・
こんな方はハローワークに相談して見て下さい。
精神障碍者手帳を持っていない人でも医師の意見書を提出すればいいようです。
<例2>
精神障害となっている人が一回も失業保険をもらわなかった場合は
支給残日数が2/3以上残っている人は所定給付日数の支給残日数×70%なので
基本手当4250 × 所定残日数300日 × 60歳未満 × 70% = 892,500円
これは失業者でなくても大きな金額ですよね!
精神障害者の定義ってなんなの?
精神障害者とは、障害者のうち次の1又は2のいずれかに該当するものであって、症状が安定し、就労が可能な状態にある者をいう。
- 精神保健福祉法第45条第2項の規定により精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者
- 統合失調症、そううつ病(そう病及びうつ病を含む)又はてんかんにかかっている者※うつ状態は就職困難なものに該当しない
出典:保険のまめ知識
障害者登録をしても就職先の会社にバレないの?
せっかく就職したのに新しい会社にバレたくない。
ハローワークの方曰く、個人情報なので自分で言わなければ基本的にはばれないということです。
雇用保険料率の面で特に区別されている訳ではないのでそういった面からもわからない様になっているのでしょう。
失業手当は非課税扱いなのでこの面でも問題なさそうです。
タレコミ等を考えると絶対はないと思いますが、ほぼ安心して良さそうです。
再就職手当をもらうためにはハローワークかハローワーク以外の職業紹介事業者経由の就職が条件
冒頭にありましたが、再就職手当をもらう条件として
離職理由による給付制限を受けた場合は、待機満了日後1か月間については、ハローワーク等または許可・届け出のある職業紹介事業者の紹介により就職したもの
とありましたよね。
ハローワーク以外で再就職する場合、届け出のある職業紹介事業者の紹介ってどういうこと?
ココがポイント
職業紹介事業者これは何かというといわゆる転職エージェントになります。
厚生労働大臣に許可・届け出を行っている人材紹介サービス業者のことです。
つまりハローワークの紹介か転職エージェントの紹介でなければこの手当はもらえないのです!
企業と求職者の間に人材紹介サービス業者(転職エージェント)の担当者が入り、やりとりを支援しているかどうかがポイントになります。
リクナビNEXT等の転職サイトからの応募では該当しない
リクナビNEXTのヘルプページを見てみると
ココに注意
リクナビNEXTに掲載された求人に直接応募しても証明書を発行できないと書いてあります。
そしてリクルートエージェント転職支援サービス経由なら証明書を発行してくれるそうです。
再就職が決まった後に「ハローワークの再就職手当を申請するための証明書を下さい」という旨の連絡を人材紹介サービス業者(転職エージェント)の担当の方に連絡すれば証明書を発行してもらえます。
求人の多さや質の面からも転職エージェント経由が有利
ハローワークで求人を探してもいまいちパッとしないなぁ。
こんな状況の方はまずは転職エージェントに登録することをおすすめします。
再就職手当の条件でもありますし、大手企業や質の良い求人に出会えることが多いです。
リクナビNEXTなどの一般転職サイトに求人を出してしまうと応募が殺到するため、非公開にしている求人もあります。
具体的にはどこの転職エージェントが該当するの?おすすめの職業紹介事業者は?
大抵のエージェントは届け出をしているようです。
有名どころの転職エージェント(職業紹介事業者)だと以下がよさそうです。
ココがおすすめ
多くの求人を見るために2~3社は登録するのが一般的なようです。
大手転職エージェント+専門エージェントがおすすめです。
派遣会社経由でも再就職手当は受給できます
再就職手当を受給する際は雇用形態は問われません。
ですが1年以上の雇用であることが条件となっています。
ココがおすすめ
こちらの記事で解説してますので派遣会社経由で再就職手当をもらいたい方はチェックしてみて下さい。
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同じ派遣会社や派遣先に就職した場合の再就職手当はもらえる?もらえない?
再就職手当は申請した後すぐに退職した場合や以前と同一の職場や関係する職場に再就職した場合、または支給日数が不足、短期アルバイトで再就職を行ったときには受給できません。 しかし、正社員とし ...
退職の悩みをプロにサポートしてもらう退職代行サービス
ブラック企業でなかなか退職させてもらいない方や自分で退職を切り出せない方は退職代行サービスを利用する方法もあります。
こちらは弁護士さんではなく退職の代行サービスのみですが、なかなか退職を切り出せない方はまずはLINEで相談して見てはどうでしょうか。
また、プロの弁護士さんに雇用契約の解除や未払残業代の請求をお願いすることで立つ鳥跡を濁さずとなるため、泣き寝入りすることなく、安心して次の就職先へ転職することが可能となっていますので必要な方は検討してみてください。
ココがおすすめ
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ストレスや体調不良、パワハラが理由で即日退職は可能なの?退職代行サービスに申し込みをしてみよう
ストレス、体調不良、パワハラ。 これらは現代の職場でよく耳にする言葉ですが、これらが原因で即日退職を考えることも少なくありません。 しかし、「即日退職は本当に可能なのか?」、「法的な問題はないのか?」 ...
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よくある質問
Q.1再就職手当を受ける場合、内定が出たらばれるのでしょうか?
A1.内定をもらうこと自体はバレることはないと思いますが、原則として、退職前に内定していた方は「待機満了日後の就職であること」に該当しませんので、再就職手当をもらえません。
再就職手当の支給申請書に記載する内定日は転職先の会社が記入しますので、改ざんする人はいないと思いますが、内定日を改ざんすることは当然不正受給となり、罰則もありますので止めて下さいね。
Q2. 再就職手当をもらうためには、職業紹介証明書が必要と聞きましたが、どのように取得すればよいですか?
転職活動を支援してくれた職業紹介事業者(転職エージェント)の担当者さんに「職業紹介証明書を下さい」と依頼するとメールで送ってもらえます。
Q3. 再就職手当を受けるために人材紹介会社を利用してもいいのでしょうか?
人材紹介会社は職業紹介事業者のことを指しますので、人材紹介会社を経由して就職をした場合、再就職手当をもらえます。
まとめ:再就職手当の条件は職業紹介事業者を使うこと!転職サイト経由ではもらえない!
再就職手当の受給金額の大きさに驚いた方も多いのではないでしょうか。
失業している人でなくても非常にありがたい金額が入ってくるのでどうせ転職をするなら自分で転職サイト経由で再就職するよりも転職エージェントさんにサポートを受けながら転職活動をした方が再就職手当ももらえますしとても有利です。
転職や求人サイトに同じ求人が出てたのに、自分で応募したために再就職手当がもらえなかったなんてことになったら悲しいですからね。
上手くサービスを利用して貰えるものはもらっておきましょう!
- 再就職手当とは就職促進給付の一部である
- 再就職手当の受給条件は8つ存在する
- 受給要件には失業認定後の基本手当の支給残日数が所定給付日数の1/3以上であることが含まれる
- 1年を超える確実な勤務が予定されていることが必要である
- 離職理由による給付制限を受けた場合、ハローワーク等からの紹介による就職が必要である
- 離職前の事業主に再び雇用されないことが条件になっている
- 再就職手当または常用就職支度手当の支給を過去3年以内に受けていないことが必要である
- 雇用保険の被保険者要件を満たす雇用であることが必須である
- 受給額は支給残日数と基本手当日額に基づいて計算される
- 精神障害者登録をすると失業手当が手厚くなる場合がある
- 職業紹介事業者経由での就職が再就職手当の受給条件である
- リクナビNEXTなどの転職サイトからの応募では再就職手当が受けられない
- 職業紹介事業者は厚生労働大臣に許可・届け出を行っている人材紹介サービス業者である
- 再就職手当の申請には職業紹介証明書が必要である
- 退職代行サービスを利用することでスムーズに退職が可能である
- 人材紹介会社を利用した就職でも再就職手当を受けることができる