サラリーマンが個人事業主として副業を始めるときには、個人事業主となるために開業届を出す必要があります。
また、税金の控除や損失の繰越など多くのメリットがあるので、開業届と一緒に青色申告承認申請書も出しておくほうが良いでしょう。
ただ、サラリーマンとして働いていると時間もないし、なんだか面倒くさそうですよね?
そういう人にとって、心強い味方となるのが開業freeeです。
では、その事を理解できるようにわかりやすく解説をしていきましょう。
作成時間5分!開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出すればあなたも個人事業主
個人事業主となるときに、まず最初にやっておくべきことは開業届と青色申告承認申請書の提出です。
開業届は開業をしてから1ヶ月以内に出さなければいけません。
申請書類に所轄税務署や提出日、納税地、氏名に屋号などを記入していきます。
屋号については個性的でなければいけないと思うかもしれませんが、後から変更できますから難しく考えることはありません。
記入を終えて税務署に提出すれば、問題がない限りはすぐに受理してもらえます。
青色申告承認申請書は開業から2ヶ月以内に提出をします。
こちらも所轄の税務署や納税地、職種や所得の種類、簿記方式などを記入していくだけです。
どちらの届け出も無料です。
書類の作成をするにあたっては難しく考える必要はなく、事実を書いていくだけですから5分程度で終わります。
青色申告のメリットやデメリットを解説
個人事業主になるなら、青色申告をするほうがお得だと言われていますが、具体的な内容について取り上げてきましょう。
メリットについて言えば、特に注目するべきは65万円の特別控除を受けられることと赤字を3年間は繰り越せることです。
事業を始めた数年は赤字になることも珍しくないので、この2つのメリットでかなり税負担が軽くなります。
また、あとは家族に手伝ってもらっているときに、給与の全額を経費として勘定できるし自宅で仕事をしているときには家賃や光熱費も経費にできます。
30万円以下の減価償却資産があれば購入した年の経費として一括償却が可能です。
一方でデメリットはというと、事前に届け出をしなければいけません。
確定申告をするときになって動いても間に合いません。
もうひとつは複式簿記と呼ばれる形式で帳簿を作る必要があります。
そんなに難しくはありませんが、多少の勉強が必要です。
開業freeeを使うメリット
個人事業主として開業をするときには、書類作成の際に開業freeeを使うと良いでしょう。
そのメリットは、必要な情報を入力しておけば自動的に書類を作成してくれます。
あとは住所から提出先となる税務署の案内がでるので、そのとおりに窓口に提出したり郵送をすれば手続きは完了です。
手書きをすると時間がかかってしまいますが、必要事項の入力であれば簡単に終わるので時間と手間の節約になります。
開業届だけでなく、青色申告承認申請書を簡単に作成して、提出を終えれば青色申告ができる個人事業主となります。
開業freeeは、高いソフトを契約したり購入したりする必要はなく、無料で使えるので余計な出費も必要ありません。
会計ソフトはマネーフォワードでもfreeeでも好きなものを使える
開業freeeを使ったとしても会計ソフトは別も会社のものを使うことができます。
私は開業freeeで開業届と青色申告の申請書を作成して提出しましたが、会計ソフトはマネーフォワードを使うことにしました。
複数社試して自分に合いそうなところを使うのがおすすめです。
操作性や借入の機能があったりと会社毎に用意されているサービスが違うので、一度会員登録をして無料で使ってみてから決めるのがいいと思います。
まとめ
個人事業主になるなら、開業届および青色申告承認申請書を申請するほうがいいです。
帳簿の作成など難しい点もありますが、税控除を受けられたりさまざまなものを経費に組み込むことができるようになります。
無料の開業freeeを使えば、必要な書類の作成を、パソコンに必要事項を入力するだけでできますから、ある程度簿記の知識がある人なら白色申告のままでいるよりはメリットを感じることが出来ると思います。