人文・哲学 自己啓発

【群盲象を評す】6人の盲人と象の話から考える俯瞰することの大切さと教訓

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

18ban

ブラック企業を辞めることを目標にブログ運営を開始しました。 経営者に囚われず自由な時間を過ごすことが目標です。 G検定&FP3級、証券外務員2種も持ってますが登録はしてません。

はてなブックマーク - 【群盲象を評す】6人の盲人と象の話から考える俯瞰することの大切さと教訓
Pocket
LINEで送る

皆さん6人の盲人と象の話ってご存じでしょうか?

群盲象を評すとも言われる寓話です。

 

自分で確認したものだけがすべてだと錯覚してしまうことは誰しもありますよね。

 

ものごとの一部だけを切り取って確証バイアスがかかってしまい、木を見て森を見ず状態になることは避けましょう。

 

教訓物事の本質を見るときは全体を見なければならないということです。

ポイント

  • 寓話の基本的なプロットと各盲人が象のどの部分をどのように認識したかについて理解できる
  • 確証バイアスの例としてこの寓話がどのように適用されるかを学べる
  • 異なる視点を統合することで全体像を捉える重要性について認識できる
  • 寓話の教訓を現代の日常生活や学問にどのように適用するかについてのアイデアを得られる

スポンサーリンク

6人の盲人と象の話

ある日、6人の盲人が象を触ってその正体を突きとめようとしました。

1人目の盲人は象の鼻に触って

象はね、蛇のようなものだよ

2人目の盲人は象の耳に触って

象っつーのはだな、うちわのようなものだ

3人目の盲人は象の足に触って

象とは木の幹のようなものだ。うむ。

4人目の盲人は象の胴体に触り

象ってさ、壁のようなものだね

 

5人目は象のしっぽに触り

象ってロープのようなものじゃん

 

6人目の盲人は象の牙に触って

象とは槍のようなもんだよ

 

それから6人の盲人たちは長いこと大声で言い争い、それぞれが自分の意見を譲りませんでしたという寓話です。

 

群盲象を評すの教訓①:自分が正しいと思っていることは必ずしも正しいとは限らない

6人の盲人達が言っていることは感想であって事実ではない。

 

あそこにあった魚食べたけど美味しかったぜ
あそこの魚食べたらお腹壊したよ・・・
最近この辺で暮らしてる猫さんの9割がお腹壊してるみたいだな。どうしたんだろう。

なんてこともあり得る訳ですね。

 

自分が見たり、感じたりしたものでもそれがすべてではなく全体の一部に過ぎないんです。

 

広く浅くでもいいので出来るだけ横断的な知識を得た上で専門的な知識をつけるようにしましょう。

 

群盲象を評すの教訓②:学問にはすべて仮説があってそれを立証するために研究があって結論が出る

学問には全て仮説があって、それを立証するために研究があって結論がもたらされる。

結論を普遍化するのが科学である。

 

これは数学でも金融学でも歴史学でもなんでも一緒なんですね。

横に串刺す能力が求められるということです。

 

群盲象を評すの教訓を現代に活かす方法や使い方は?

この寓話からの教訓は、日常生活や学問においても非常に重要です。

私たちが直面する様々な状況において、全体像を見失わないように心掛けることが求められます。

例えば、職場や学校での問題解決、あるいは社会的な議論においても、異なる意見や視点を尊重し、より大きなコンテキストを理解することが不可欠です。

この教訓は、私たちがより豊かな理解と、包括的な視点を持つための指針となり得ます。

 

まとめ:【群盲象を評す】 6人の盲人と象の話から考える俯瞰することの大切さと教訓

6人の盲人それぞれが触ったり、匂いを嗅いだりして感じたことは事実ではあるけれどもそれは真実ではなく一部を切り取っただけに過ぎないということでした。

 

自分が見たり聞いたりしたことがないところに真実があるんだと気づくことができるかどうかがとても大切です。

 

自分と同じ意見の人の情報だけでなく、時には自分と正反対のことを言っている人のの情報を取ってみて、その人がなぜそういう意見をするに至ったのかを分析することもよいと思います。

 

物事の本質を見るときはミクロよりマクロ、全体を俯瞰できる視点が重要だということですね。

  • 寓話「群盲象を評す」は6人の盲人が象に触れ、異なる部分をもとに象の全体像を想像する話である
  • 各盲人は触った象の部位に基づいて、それぞれ異なる物に例える
  • 第一の盲人は象の鼻を触り、蛇のようだと言う
  • 第二の盲人は耳を触り、うちわのようだと感じる
  • 第三の盲人は足を触り、木の幹のようだと述べる
  • 第四の盲人は象の胴体を触り、壁のようだと判断する
  • 第五の盲人はしっぽを触り、ロープのようだと表現する
  • 第六の盲人は牙を触り、槍のようだと考える
  • それぞれの盲人は自身の感触だけが正しいと信じ、互いに意見が対立する
  • 教訓の一つは自分の認識が必ずしも全ての真実ではないことを理解することである
  • 全体像を把握するためには異なる視点や情報が必要である
  • 寓話からは確証バイアスの危険性について学べる
  • 問題解決や意思決定において全体を俯瞰する視点が重要である
  • 異なる意見を尊重し、より大きなコンテキストを理解することが求められる
  • 現代社会における様々な状況に対応するための指針として利用できる
  • 学問的なアプローチでも、仮説を立ててそれを検証する過程が重要である
  • 群盲象を評すの教訓を活かして豊かな理解と包括的な視点を持つことが可能である

なんとなくわからないでもないビジネス寓話

 

 

これなら継続できる!スキマ時間でサクッと読書できるflier評判・口コミ ゴールドプランがおすすめな理由

flier(フライヤー)って聞いたことありますか? これ、忙しい毎日の中でも、スキマ時間を使って読書を楽しめるすごいサービスなんですよ。 月額1,980円(税込)で、3,500冊以上の本の要約を読めち ...

続きを見る

自己啓発本嫌いも注目!自己啓発本を読む人の男女別の特徴とは?

自己啓発本は、私たちの生活や仕事、人間関係などをより良くするためのヒントや知識を提供してくれます。 しかし、自己啓発本を読む人には男女で特徴があるのでしょうか? また、なぜ自己啓発本が好きな人と嫌いな ...

続きを見る

大造じいさんとガンのあらすじを簡単に解説|残雪との知恵比べと友情の物語

『大造じいさんとガン』は、椋鳩十が描いた物語で、多くの人に読み継がれている名作です。 この記事では、「大造じいさんとガン」のあらすじを簡単に解説し、物語の魅力をお伝えします。 ガンの群れを率いる頭領「 ...

続きを見る

-人文・哲学, 自己啓発
-,