元祖マネー本ともいえるバビロンの大富豪の教えの漫画版を読んでみました。
バビロンとはイラクの辺りで繁栄をしていた古代都市のことで、そこで語られていたお金に関する知識を約100年前の1926年に物語形式でまとめられた本です。
なぜこの本が100年間も語り継がれているかというと
だからだと思います。
本書では「お金持ちとはお金の増やし方を知っている人間」などなどの名言が飛びだします。
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お金持ちになるための7つの知恵を公開しちゃいます
バビロンの少年たちはバビロンの大富豪から重要な講義をうけました。
そこで学んだ7つの知恵と5つの真理の刻んである石板とを使って大富豪になるための旅に出るという物語が展開されるのですが、その7つの知恵とは以下です。
- 収入の10分の1を貯金すること。
- 欲望に優先順位をつける。1割貯金した残り9割で実現できないことは諦める。
- 蓄えた金を働かせよ。
- 危険や天敵から金を堅守せよ。
- より良きところに住め。
- 今日から未来の生活に備えよ。
- 自分こそを最大の資本にせよ。
60歳から90歳まで生きるとすると必要な老後資金は360か月×年金にプラスする額なんだそうです。
その他にもなるべく安く買って、なるべく高く売るなどの古くから両替商や貿易商がやって富を築いた知恵を学ぶことができます。現代だと一般企業はもちろんですが、ヤフオクやメルカリでも活かすことのできる知恵です。
なんだ当たり前じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、行動した人だけが大富豪への道が開けるのだと思いますよ。
住宅にお金をかけるのはあまり共感できなかった
賃貸マンションやホテル暮らしにするという意味だと納得できるのですが、いざ持ち家となると借金をすることになりますし、今の時代コロナウイルスだけに限らず、ご近所トラブルなど定住するリスクを感じています。
一昔前は稼ぎ出した芸能人の方はすぐ良い家に引っ越したりしていましたが、そういうことなのかと。
また、この時代のバビロンは日本のバブル期の様に不動産は無条件で値上がりするという時代背景だったため現代には少し合わない感じがしますね。
今は東京の不動産よりは地方の不動産の方が人気が高まりつつあるそうな。
【実践】お金に働いてもらうにはどうしたらいいのか
本書でも語られていますが、やはりお金持ちの人のマネをするのが、一番の近道なのだと思います。
ですが、本当のお金持ちの人達は不動産を主戦場にしている方が多くので、私のような一般市民には到底参加できないどころか専門書を10本冊以上読むなど圧倒的な自己投資をしないと無理でしょう。
個人的に時代の変革期である今は仮想通貨や暗号資産のような新しいものにチャレンジしていくのが近道なのだと思っています。
実際にブロックチェーン関連の知識への自己投資は欠かさないようにしています。
【家計簿をつけて恩を返せ】借金は敵や心の弱さ、金を貸してくれた奴は仲間だ!恩がある!!
持ち家の方はほとんどの方が借金があると思います。
仲間に恩を返すためには、まず家計の見直しを行う必要があります。
「収入の10分の1を貯金した後に7割を生活費に回して2割を返済に回す」ということが書かれていましたが、借金の返済は収入の2割までに計画的に抑えた上で、なお貯蓄は確実に行ってお金に働いてもらうことは怠たらないようにするのが鉄則なのだと感じました。
無料の家計簿アプリとかいろいろありますので自分に合ったものを探してみて下さい。
有名どころはマネーフォワードさんが有名ですよね。
ちなみに私はマネーフォワードクラウド会計の個人事業主版でばっちり確定申告まで行ってます。
お金はおまけであって感謝することを忘れてはいけないということが一番大切なことなのではないでしょうか。
名著ですので興味のある方は読んでみて下さい。